CBR600RR’07一覧

練習用カウルを装着


このスナップは練習用カウルを装着した姿です。
 日曜日は息子同伴でバイク整備。しかし息子同伴って大変です。アッパーカウルを外しているときに、見てないところで何をしたの?って聞くと、マフラーの穴を指し示しています。「ん?あっ! お前は・・・なんとサイレンサーに椿の花の芽?を入れてました。」駄目って起こると・・・たたたたっと逃げてへへっと笑ってました。とりあえずエンジン掛けたら、花びらが排気とともにパラパラと・・・。バイク人生18年、初めてサイレンサーにお花を詰められました(笑)と、そんな感じで今回は、新車で購入したばなりのピカピカCBR600RR’07のカウルを全て、練習用としてレースベースのカウルに交換しました。
 まずはサービスマニュアルを熟読、そしてカウル装着手順を見ながらの作業。試行錯誤しながら外して取り付け。手間はそれなりに掛かりますねぇ。なぜにあんな複雑な分割をするのでしょうか?一つの固体として成型してくれれば良いのにって感じ。レースベース車は、みんなアフターパーツに取り替える気持ちが分かりましたよ。でも慣れれば簡単です。どんなに多くても隔週程度のバラシなら気にならないでしょう。そうそうCBR600RR’07と08のレースベース用のカウルは、全てボルトオンです。全塗装する人には塗装もされていないのでベースとしては最適です。市販者カウルを塗装するより出来上がりは軽く良い感じになるかも。
 そしてこのレース用の車両についている、カウルは本当にただの樹脂です。磨いても無く、まるで昔のプラモデルのような剥き出しの表面です。さすがに練習用っていっても所有感に乏しくて悲しいかも。最低限、日焼け止めとか塗らないとヒビ割れしそうな感じです。まぁ若かりし頃ならばそれもレーシーって感じで笑えるのですが、この歳だとピカピカに乗りたいなぁ・・・って気持ちが強い今日この頃。
 ということで週末は黒色樹脂用のワックスか?コーティング材を買ってきて塗って樹脂の保護と少々の見た目向上に向けて磨いてみたいと思います。黒色専用WAX、表面保護用のシリコン、パンパー用の黒色回復材なんかも良いかも。
 しかしカウルを交換して、フェンダーとシングルシートカバーだけ標準の赤色で、他は無塗装の黒というのは、どこから見ても昔のバリバリマシンの雰囲気が漂います。これで練習でコケで黒色ガムテープで仮修復するようなことになれば、晴れて「走り屋風」になることでしょう。
 ということで、これからは転倒恐れずにコースを走ります。がんばれ自分。


良く曲がるCBR600RR’07

 そういえば雑誌を読むと良く曲がるとインプレが記載してある、このCBR600RR’07モデル。確かにそんな気がしてきた。最初は普通な感じで、たいして曲がるって感じはしなかったんだけど、毎日の腹筋が良かったのか、ニーグリップがしっかりとできるようになってからというもの、良く曲がるって意味の一つが良く分かってきた。


 自分の体を支えられるようになってからわかったんだけれど、視線を的確に移動してあげて、体をインに軽くいれると、このバイクは寝かさないでも曲がってる感じがする。ジムカーナ的なライディングで低速での左折なんかはリアを機軸にパタって寝かして向きを変えて曲がろうとアクションを起こしちゃうんだけど、思ったより寝かさないでもフロントがちゃんと進みたい方向にトレースできるみたい。結果、寝かさないでも意図したラインにマシンがいてくれているみたい。いい感じです。

 そして、このCBR600RR’07は、不自然なマルチエンジン特有のエンジンの重みが無いんですねぇ。一昔前は、いくら最新のレプリカであろうとSSってカテゴリーであろうと、4気筒ついているエンジンは重かった。いくら軽かろうと4発のエンジンを積んでいるマシンなので、2stに比べてエンジンを中心にして、極端にいうとエンジンを一生懸命運んで走っている感じがあった。でも、このCBR600RR’07はそんなことはない感じがします。高い重心からくるものか?はたまた総重量にして30kg軽いことからくるものなのか?これはスラロームに俄然期待ができますね。2stから乗り換えて、あのスラロームをするときに感じる4stのエンジンの重いって感じが軽減されているに違いない。実にコースデビューが楽しみである。