2002年01月21日一覧

セッティングによる違いを体感 本編


[267] セッティングによる違いを体感 本編 :2002-01-21 (Mon)



まずはブレーキのポジションはグッド。何も感じさせないほどいつも通りにコントローラブル。恒久てきな対策終了。そしてシャフトのネジ逆挿入もOK。今まで引っかかることがあったのに1日走って1回もひっかからなかったためOK。ハンドルはなんとなくなんとく良い感じ?分からないレベルだけど…。


そして本題のシート高による変化。シートをタンクとの付け根で約5mmでシート後部で1.5cm位上げただけで、かなりフロント荷重が増しました。いつもの用にガソリン満タンにして走ると明らかにフロント荷重が増えていることが実感しました。そのためバランス的にリアの荷重がフロントに移行した分リアが抜けました。この前後ディメンションは走ると分かり易いぐらいマシンの挙動に現れました。まずフロントに面圧がかかったことで進入が鋭く早くコーナー頂点まで行けます。フロントは前回のセッティングではまったく滑りそうになったことがない感じだったのが、今回は最大限まで荷重が掛かっていて、前に進んでくれる半面、「このまま荷重を乗せ続けたらいっちゃうよ。」とフロントが声を掛けてくるようになりました。この状態を使いこなすのがいいのか、もうちょっとフロント荷重を抜いた方がいいのか?という感じです。もうすこし走りこんでみたいと思います。また進入の向き変えはリアの荷重を抜いたためライダーが腰を入れてリアを振り出さなくてもライダーの欲するままマシンがリアをハーフスライドを誘発して向きを変えてくれます。今までは曲げなきゃ曲がらないという感じだったのが、曲がってくれるになりました。ただしその対極に立ちあがりでの荷重抜けが若干起きています。今まではリアに意図的に荷重を載せなくてもアクセル前回で前に進んでいたのが、ライダーが意図的にシートに対して荷重を掛けないと前に進まないような感じがしました。またシート位置が若干後ろ上がりになっているためシートとお尻のホールド性は向上しました。しかしその反面体重移動がしにくくなっています。後ろに滑りやすいものが良いのか?マシンホールド性が向上するのが良いのか?これも走りこんで結論をだしたいと思います。…というように思った通りの挙動を示してくれました。たったこれだけの変更でマシンの動きが変わるからセッティングは楽しい。


そして実際の走りは進入が速くなりました。フロントに面圧が掛かっていることとマシンの向きが変わるという両方の効果です。脱出時は若干トラクションが載らなくなったものの、シートの後方への意識的な移動をすることによってフォローできる範囲だと思われます。(まだ体得していませんが…来週のお題。)また前走者にプッシュする再に進入ラインを狭めて入りこむときも向きが他のバイクより変わるため速度とラインの自由度は増したきがします。ただし向きを変えてからまアクセルのつながりが先ほど述べたトラクション不足は否めません。立ち上がり時のアクセル全開にともなう荷重フォローも詰めなければならないでしょう。という感じで効果は課題を残しつつも上々。


とりあえず来週はこのまま走りこむというのが結論です。来週は「走りこみ」がお題。土日と走って走って試します。


最後に今まで話した状況から察するに、ライダーがフォローしても尚かつ、マシンの向き変えをもっとルーズにしたいというようになるかもしれません。そのハード的対策も実は考えております。それは明日の日記でまとめましょう。




↑↑桶川のライトに照らされていい色かもし出すFTR250。やっぱペイントタンクはかっこェェ良いね。ただし、このマシン下半身は整備不良のため公開できません…。なーんちゃって。洗車しろよーっ。K君。メンテだけで0.5はアップだぜ。


火の玉バンク番外編(=`(∞)´=)君観察日記


速くなってたなぁ。でもアクセルの繋がりがいまいちだよネェ。進入で向きがちゃんと変わっているんだから次のステップではコーナー頂点でアクセルを全開で開けることを意識して、その繋がりをもっとできるアルゴリズムを体得しなきゃ。失敗しても成功しても脱出でカウンター当てたまま立ちあがれるようにまでなればOKです。といつつMCもできていないっす。がんばらなくては。