天気予報は曇りで降水確率も20%でも走る。どんよりどろどろの空。でも走りたい。いつものように港に向かって河川敷を下っていくと、やっぱり降ってきました、パラパラとなので濡れるというほどではないけれど、路面はだんだんと湿っていく。あーあバイクが汚れる。わかっていたけど悲しい。
でも実は楽しいハーフウエット。バイクさえ汚れなければだけど。雨が降り始めて路面が湿るとタイヤとアスファルトの摩擦が減ってタイヤが良く転がるのでいつもと同じパワーを掛けるだけでも、前に進む、この感覚は超たのしい。パワーがないロードバイクだからこそですね。でもその宴が終わった後はバイクに雨跡がつきワックスを掛けないといけなくなる。やっぱり雨は嫌いである。ということで今日は雨がひどくならないうちに早く帰ろうと10kmショートカットして雨雲がある海沿いは避けて走らずに国道へ入る。
さて10年以上している朝起きて走る朝の散歩。何度やっても楽しい。日曜の朝は車が少ないので道が空いていて、非常に走りやすい。オートバイでも自転車でも空いている道を走るのはなんといっても楽しい。ちまたの人は観光もせず、美味しいものも食べず、ただただ走ると楽しい場所をひたすら走るだけというのは理解しにくいらしいが自分から言わせれば、同じ道を何回も走ると、凸凹の場所まで全て覚えて走れる。信号のタイミングまで読めるようになる。走り込むほどに楽しくなるのである。気持ちよく走れるルートを作りあげれば、もう無心でただただ走ることができる。それが良いのだ。全開できるこの体と反応してくれるマシンに感謝。