次男のニューマシン

 ガレージの壁に長い間、吊るしてあったものを息子と取り出してきました。メンテナンスはほとんど不要なほどに綺麗な状態で保管されていたため、すぐに乗り出せました。16年前のマシンです。改めて調べてみると2004 Jamis Dakar Sportというバイク。販売当時の価格は新車で139,000円。高いですね。でも購入したのは2年落ちで2005年頃、記憶では7万円だったと思います。当時は子供もいないし残業はフルでするのが普通な世の中でしたので、たくさんのお小遣いを持っていたときの買い物ですねw

 2005年といえば、名古屋に転勤して妻との生活が始まり、当時私がダウンヒルを始めようと思っていた頃です。週末一緒に走ろうと思って準備したこの自転車ですが、実は購入して数ヶ月後に妻の妊娠が発覚して、何回かのっただけで乗ることができなくなって、部屋に置くことになってしまったものでした。

 それから16年が経過。次男が中学生になったので、小学生のときにのっていた24インチの子供用なんちゃってMTBは卒業させることにしました。このバイクを乗ることになりました。話はそれますが、次男は幼稚園時代はストライダーのレースに参戦し、そのあと長良川クリテリウムで3位入賞、富士見パノラマのレースに参加したりと、自転車とは本格的な付き合いがあります。実際にレースマシンは3台乗り継いで、4台目がこのJAMISとなります。

 新たなマシンを与えるに当たり、長男と同じに自転車の整備が自分でできる人になってもらおうと思っています。今回もガレージから取り出すときに、ホイールとペダルが外れていたので、取り付け方法を教えて自分でつけてもらいました。そうそうフレンチバルブの空気の入れ方も教えました。

 ほぼ未走行車といえども古いマシンなのでへたりもはやいでしょう。通常のバルブと違って空気も抜けるでしょう。そんなちっちゃな積み重ねですが、これから自転車の整備のしかたを徐々に教えていきたいと思います。そして近いうちにロングランを勧めて、サイクリングの楽しさを感じながら、二輪の楽しみを忘れられなくなるように育てたいと思います。