茂木最終戦R8結果と反省【1】


[217] 茂木最終戦R8結果と反省【1】 :2001-11-24 (Sat)



レース前特別練習走行編


土曜日の早朝、ハイエースのダッシュボードに搭載しているDASH村村長レプリカとともに茂木に到着。それからTRMC-Sの書類申請と講義とメインパドックとダートトラックコントロールタワーの近くとも遠いともいえる道のりを徒歩で行き来してやっと仮ライセンスを取得。あとは本ライセンスをもらうだけとなりました。来年のフル参戦に向けての準備でした。その午後は練習走行。初のMFTでの走行。最初のインプレは滑る。1回目のコース状況は完全にドライ。コーナーのグルーピングラインのみ砂はなく立ちあがりと進入でガンガン滑る。始めて直線の立ちあがりでリアが空転した。空転しても軽くカウンターを当てつつも真っ直ぐ走るがかなりアクセルコントロールが難しい。また進入も砂にのってコーナーワークが乱されてしまっていた。グリップがある路面ではイケイケのMFTも、まだ走りなれていない難しい滑る路面ではもうこりゃダメか?と思いつつも一所懸命なれるために走った。とりあえず冷感時0.9。温感で1.0で走る。第2回目の走行では、走る前に2.0にして下げつつ様子を見ようとゲージとともにコースイン。その瞬間バイクは一気にフロント・u毆)リアとも逃げ腰で滑る。そう水が巻いてありハーフウエットだったのだ。タイヤの空気圧がパンパンなので滑りだしの挙動が速くてもうNG。さっそく1.0に落す。とりあえず滑りながらも走れる状況に落ち着いた。そして走行。感触ではまぁまぁというところ。FTR223に比べて速く走っているには変わらないが、目標であるハイラップ計画はこの時点で速くも難しくなり練習は終えた。


その後はいろいろな先輩とお話をする。まずはチャンプYさん。どきどきしながらも挨拶をしにいってみたら、にこにこといろいろな話を聞かせてくれました。量産型MFTは先行開発しているので現在のチャンプの車両とは別ものだけどコンセプトについて語ってくれました。話では「サス的にみればストローク量などは他のマシンに比べ挙動がライダーに感じさせる設計してある、そればライダーがサスを操りアクティブに走って欲しいため」ということ。また「難しかったのはライダーに限界を教えないでアバウトに設計した方が良い部分の感覚とあえてライダーに知らせてコントロールしてもらうようにしたい部分の感覚のバランス」だそうです。また「FTR250は長い時間で熟成されているがMFTはまだまだこれから新しいライディングとマシンを作っていかなければならないのでがんばります」と言ってました。


MC的にも共感する部分が大であり、今まで以上MFTをMCなりに成長させようと思ったのであった。そうそう練習後にチャンプはMCのMFTを見て「サスストロークをけっこう使って走っているんだね。」と言っていました。確かに見たらロードやジムカーナでは考えられないストローク量を使って走っていました。乗っているライダーとしてはマシンの挙動が動き過ぎという感覚はないのでいいのですが、タイムトライアル的に見ればマシンの挙動を押さえることがタイム短縮に繋がる部分もあるので自分の体重とライディングにあわせて走りにくくないレベルにストロークを押さえるともしかしたら良いかもと思うのであった。他のMFTのサスストロークがどの程度しているのか、FTRは?というのを調べ様と思っていたがレース中に見ている余裕もなく調べられないままに終わった。今度の走行時には調べて見よう。


そして最後にMFTの1番使える機能のタイヤ反転機能を使ってみました。ホイールを外してみたものトメネジの仕様が分からず迷っていたら、エキスパートI氏が教えてくれました。海外製のハブと同様な構造になっているためMFTのも分かったそうです。と外し方が分かれば楽々。これは使える。10分足らずで前後が終了するのであった。


と忙しい&新しい発見の1日は終わり、極寒の中、酒を飲んでハイエースで寝たのであった。ちなみにフリースコートを着てシュラフ2枚に入り、フリースうわ掛けをで寝たら寒くなかった。


↑↑DASH村村長レプリカっていうかアヒルの置物。HIACEに装備。