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時代背景 FTR233

MFT250を知る上で大切なのはFTR233です。FTR233はMFT250が発売されるより先に発売されて、ダートトラックレースの入門機として活躍しました。私もその一人。まだダートトラックの練習を一度もしたことがない時に、ダートトラックの形をしたバイクが発売されると聞いて、発売と同時に買いました。その頃はFTR233はダートトラックで使えるのか、ポテンシャルがあるのかと言うことがわかっていなかったのでしたが、やってみたいと言う気持ちが先行して走っていました。その同時期に茂木では貸し出し車両でのダートトラックのライディングスクールが開催され、私と同じように何となくレースコースに持っていたった人たちが楽しそうに走っているので、どんどん増えていった感じです。でもFTR233の良いところは、三つかな、一つは壊れない。練習をしても壊れない。もう初心者が始めるにあたって一番良かったことですね。次に保安部品とフロントブレーキを外してドレーンボルトなどをワイヤリングするだけで走れる。そして帰れる w、すぐ初められるが始める人たちの敷居を下げたと思います。次にポジションがダートトラックのレーサーと同じなので、極めれば何でもできる。そんなことで日を重ねることに台数が増えていきました。そしてMFT250を語る上で、FTR250は重要なマシンとなります。続く


時代背景 XR100

MFT250が広がらなかった理由は様々なことの複合であるため、当時苦労して乗りこなした自分が話したとしても一つの理由でしかない。

さて、そもそもだけと発売された当時の練習場所は、桶川サイクルボールとツインリンク茂木、オフロードビレッジが主でした。オフロードビレッジはこれからと言う時でコースが砂利だらけで練習にはならず、走っているのは私とDトラッカーに乗っていた相棒の二人だけ。ほぼ、この二つのサーキットで練習していたのです。

当時のダートトラックの時代背景ですが、走ろうと思ったら、どんなバイクでも良いのですが、パターンとしてはXR100で練習を開始する人、桶川のスポーツランででもスクールや貸し出し車両があったので初めての人はスムーズに参戦しやすかった。そして100ccなんて思う金しれないけれど、めちゃ楽しい、スピード上げてコーナーに入ると慣性ドリフトが始まる。上手くバンクさせるとグリップと薄い角度のカウンタードリフトで走れるようになる。良いタイムが出るかと言うとそうではないけど、これぞスライドのような味わいが定速度で楽しめるのが魅力でした。話脱線したので元に戻すと、XR100の他にちょうどFTR233が発売された時期が重なっています。続く