2001年11月一覧

茂木最終戦R8結果と反省【2】


[219] 茂木最終戦R8結果と反省【2】 :2001-11-25 (Sun)



タイムトライアル。


タイムトライアルの路面は良かった。アクセルを開けてもリアは空転しない。また進入してもタイヤの空気圧を低めにしていたせいか安定感があり良い。後は走るだけ。走っているときも上々。チームTのHさんに車間を追い上げられた局面があり良い感触。ただしいていえば桶川よりラウンドが大きいため進入で向きをコンパクトに変えることができず、少々コーナー時に無駄な寝かしているだけの時間があった。またコースは茂木の方が長いというが自分的にはラウンドが大きいので直線は短いと見た。桶川のほうがMFTのパワーを生かしきれる。茂木はアクセルを開けている時間が短かった。これはこのコースで練習をほとんどしていないため攻略不足としかいいようがない。小学校から体育が3しかとれず理系が5だったMCの宿命。運動神経より積み重ねで考えて乗るMCはとっさに対応はできなかった。といいながらも手ばかりで測定してもらったタイムも12秒台をキープしていたらしくあとは結果待ち。結果は12秒台17人中8位。フロントローをゲット。とりあえずは良かった。次回への課題としてはこのコース攻略に尽きる。


予選。


奇数組み4番手ということで走ってスタートから後半まで終始4番手をキープ,前にいた3番手をさそうと攻めた。失敗は最後の周回前にイエローがありホワイトフラッグが一周ずれた。自分は最終コーナーだと思い攻めてしまってインを開けて後ろにかまわず、3番をアウトに振りって自分は立ちあがった。それを次の週も繰り返してしまい、うしろを走っていた同じチームの先輩に差された。結局5位に終わる。結果的にセミファイナルへ進出しなければならなくなったけど、アベレージスピードとマシンコントロールでは優位にあると思い自身はついた。セミファイナルは3番手のスタートとなった。教訓、前走者を追い詰める再もインをあけると刺される。よく考えるとレース完走経験が少ないMC。本レース3戦目。数をこなさなければ・・・。と思った。


セミファイナル。


なんとフライング。それもお馬鹿レベル。一人でチョロッと前にでた。単独では初体験。そして転倒というかちょいゴケ3回。そしてビリに終わる。冷静に考えると狙い過ぎ。なんでもトップを取ればという考えが前に出過ぎ。というなんとも「しょっぱい」体験となる。なんでも前向きに考えれば、後尾グリッドからでてもスタートで4人抜いてスタートできて自身もついたし、コケたのは相手の走行速度レベルに対して上のスピードで攻め過ぎて避けきれなかっただけ。歯が立たないのではなく、自滅した感じなのでいわゆるちゃんと抜く方法を考えて、攻略することとマシンコントロールをもっとできるようになればいいことだし。がんばるしかないっす。レースは勝たなきゃ意味が無い?確かに。でもスキルと勝利は両方あって満足するからね。


しかし同じクラスでレースを走っている人達もいかにパスしなければならないかというパイロン系の人と攻めて攻めて相手を抜かなきゃいけない人の2つに分かれるんだなぁと、いろいろと感じたレースでした。


↑↑エキスパートオープンな面々。目標はジュニア昇格。その次はエキスパートオープン参戦ですかねぇ。



茂木最終戦R8結果と反省【1】


[217] 茂木最終戦R8結果と反省【1】 :2001-11-24 (Sat)



レース前特別練習走行編


土曜日の早朝、ハイエースのダッシュボードに搭載しているDASH村村長レプリカとともに茂木に到着。それからTRMC-Sの書類申請と講義とメインパドックとダートトラックコントロールタワーの近くとも遠いともいえる道のりを徒歩で行き来してやっと仮ライセンスを取得。あとは本ライセンスをもらうだけとなりました。来年のフル参戦に向けての準備でした。その午後は練習走行。初のMFTでの走行。最初のインプレは滑る。1回目のコース状況は完全にドライ。コーナーのグルーピングラインのみ砂はなく立ちあがりと進入でガンガン滑る。始めて直線の立ちあがりでリアが空転した。空転しても軽くカウンターを当てつつも真っ直ぐ走るがかなりアクセルコントロールが難しい。また進入も砂にのってコーナーワークが乱されてしまっていた。グリップがある路面ではイケイケのMFTも、まだ走りなれていない難しい滑る路面ではもうこりゃダメか?と思いつつも一所懸命なれるために走った。とりあえず冷感時0.9。温感で1.0で走る。第2回目の走行では、走る前に2.0にして下げつつ様子を見ようとゲージとともにコースイン。その瞬間バイクは一気にフロント・u毆)リアとも逃げ腰で滑る。そう水が巻いてありハーフウエットだったのだ。タイヤの空気圧がパンパンなので滑りだしの挙動が速くてもうNG。さっそく1.0に落す。とりあえず滑りながらも走れる状況に落ち着いた。そして走行。感触ではまぁまぁというところ。FTR223に比べて速く走っているには変わらないが、目標であるハイラップ計画はこの時点で速くも難しくなり練習は終えた。


その後はいろいろな先輩とお話をする。まずはチャンプYさん。どきどきしながらも挨拶をしにいってみたら、にこにこといろいろな話を聞かせてくれました。量産型MFTは先行開発しているので現在のチャンプの車両とは別ものだけどコンセプトについて語ってくれました。話では「サス的にみればストローク量などは他のマシンに比べ挙動がライダーに感じさせる設計してある、そればライダーがサスを操りアクティブに走って欲しいため」ということ。また「難しかったのはライダーに限界を教えないでアバウトに設計した方が良い部分の感覚とあえてライダーに知らせてコントロールしてもらうようにしたい部分の感覚のバランス」だそうです。また「FTR250は長い時間で熟成されているがMFTはまだまだこれから新しいライディングとマシンを作っていかなければならないのでがんばります」と言ってました。


MC的にも共感する部分が大であり、今まで以上MFTをMCなりに成長させようと思ったのであった。そうそう練習後にチャンプはMCのMFTを見て「サスストロークをけっこう使って走っているんだね。」と言っていました。確かに見たらロードやジムカーナでは考えられないストローク量を使って走っていました。乗っているライダーとしてはマシンの挙動が動き過ぎという感覚はないのでいいのですが、タイムトライアル的に見ればマシンの挙動を押さえることがタイム短縮に繋がる部分もあるので自分の体重とライディングにあわせて走りにくくないレベルにストロークを押さえるともしかしたら良いかもと思うのであった。他のMFTのサスストロークがどの程度しているのか、FTRは?というのを調べ様と思っていたがレース中に見ている余裕もなく調べられないままに終わった。今度の走行時には調べて見よう。


そして最後にMFTの1番使える機能のタイヤ反転機能を使ってみました。ホイールを外してみたものトメネジの仕様が分からず迷っていたら、エキスパートI氏が教えてくれました。海外製のハブと同様な構造になっているためMFTのも分かったそうです。と外し方が分かれば楽々。これは使える。10分足らずで前後が終了するのであった。


と忙しい&新しい発見の1日は終わり、極寒の中、酒を飲んでハイエースで寝たのであった。ちなみにフリースコートを着てシュラフ2枚に入り、フリースうわ掛けをで寝たら寒くなかった。


↑↑DASH村村長レプリカっていうかアヒルの置物。HIACEに装備。