2002年04月一覧

走りの組み立て3つのポイントメモ


[335] 走りの組み立て3つのポイントメモ :2002-04-01 (Mon)



今日はレース結果の反省をしようと思っていましたが、クールライドのHPを更新したので日記はおろそかに…。でも書いてアップしていなかったものがあります。ので掘り出してアップ。先日のレース前に書いていた日記です。


3/29金曜日。外はドシャ降り。朝起きて窓から見る景色はねずみ色。雲もどんよりドヨドヨ。はぁ。桶川サイクルボールの開幕は日曜だというのに。この雨じゃ無理だね。なんて思いつつ土曜晴れたら路面修復できるかも・・・なんて淡い期待をもちつつ。こんな日はライテクを綴るに限る。ということで今日も、はたから見ると詰まらなくて言い回しの難しい文章です。


コーナー脱出時に重要となるポイントは①いかにアクセルを早く開けるか?ということと、②いかにタイヤを路面に噛ませるのか?(リアトラクションを掛け続けられるか?③そして向きを変えるときはリアトラクションを逃がさない抜重。)が重要となる。それを頭に置いてコーナーから進入して脱出するまでの組立を常々考えて走っている。今自分が練習しているの組立てをメモ代わりに綴る。まず図の説明。Fig.1-1はコーナーを1/4ずつのエリアに区切ったものです。自分がどのエリアでどんなことをするのか?したいのか?を説明します。前のターンを抜けアクセルを開けて直線を走しる。最初にするのはアクセルオフ。そのときの路面状況によりエリア1の開始ライン前にアクセルを全閉にします。このときのエンジンブレーキとリアブレーキを併用して進入スピードの微調整をするとともに、フロントラインを正確に掴める状態にします。感覚としてはオーバースピードな状態であったものがブレーキ動作で最適なコントロール状態にします。エリア1ではアクセル全閉後すぐにパーシャルまで戻して開けるタイミングに備えます。コーナーに進入するラインはフロントをグルーブライン(砂がなく一番路面がグリップを伴う場所)の内側です。リアタイヤもきちんとグルーブに載せます。そしてエリア2の区間では、エリア1からの進入スピードによりリアタイヤがグルーブラインの外側ぎりぎりまで振るように走ります。そのためどちらかというとエリア1でのスピード調整に依存する場合が多い。ここでは向きを変えるというよりは進入スピードが高めのため慣性の力でリアタイヤが外に振り出されたという意味合いが強いです。でもグルーブに乗っているためコントロール下にありロスになりません。もちろんエリア2ではエリア3で述べるアクセルを開けるための準備として開度は高めにします。そしてエリア3の区間ではフロントタイヤを基軸としたパワースライドによるリアトラクションを逃がさない抜重を行います。立ち上がりのグルーブに載せるため、またインを閉めるために向きを変えるための作業をします。リアを振り出す際にただの抜重。それはロス。アクセルを開けてリアトラクションを掛けたパワースライドにより路面へ結果的に抜重という形でコントロールするのです。完全なグリップトラクションからアクセルをきっかけとした抜重にはコントロール性とそこからの完全なトラクション回復がコントロール下に置けます。そうなればあとはエリア4でアクセルを路面状況に応じ最大のアクセル開度で進めます。


まだ練習で続けてこの走法がし続けられないので、ただいま練習中の課題です。まさに今自分が練習しているの組立てメモですけどね。