ファーストインプレッション

 納車から一晩たって雨も上がり、夕方には路面も乾き始めてきました。待ってましたとばかりにCBR600RRでお散歩にGO!神妙な気持ちでキーをさして、納車後初めてキルスイッチを押しました。キュルルっボン。一発始動。おおぅ!このPC40は始動性がすごく良いですねぇ。この年末の寒い中でもアイドリングは安定しています。インジェクションって、すばらしい。キャブレターじゃないバイクって、どのように接すれば良いのか?なんていう心配も、取り越し苦労でした。チョークもいらないし、アイドル高くしなくても良いし、普通にバイクと接するなら、ネガティブな部分なんて、ぜんぜん見えてきません。まずは写真でZEROキロ記念をパチリ。




 さてファーストインプレッション。最初に走り始めて気が付いたのは、重心が高いこと。街中を走ってヒラヒラと旋回したり、レーンチェンジをするときには4st特有のエンジンの重さなんて感じないくらい、旋回のレスポンスが良くて、すごく楽しいのですが、ちょっと気になったのが、この重心の高さによる、走りを詰めたときのデメリット。このバイクって、もしかしてパイロン走るときは、走り手にリズムを求めるのかもしれませんねぇ。中途半端に寝かせてダラダラと走るのが苦手かもしれません。曲がるときは曲がれとライダーがアクション起こして意思を示さないと、マシンは言うこと聞いてくれないかもしれません。走って数キロなので、あくまでイメージのイメージですけど(笑)

 そうそう、フロントブレーキすごいですね。キャリパーの剛性でしょうか?ラジアルポンプ式のマスターシリンダーによるものでしょうか?車重が軽いから?ノーマルのゴムホースなのに十分なくらいタッチが良くて効きます。その反面、リアブレーキが緩いですねぇ。プアです。面とりせずにリアパッドを付けた最初の走行のときのような効き具合といえば、分かりやすいでしょうか?そんな感じです。面取りしちゃおうかなぁなんても思ったのですが、まだエンジンの鳴らし中なので、とりあえず、そのまま走ってノーマルを楽しもうっと。ロードバイクは7年ぶりだけど乗り方は体が覚えていてくれています。よかったですよ。意識しなくても勝手にギアチェンジもクラッチも操作してくれます。いやぁ20代の全てをバイクとレースに注いだ情熱とテクニックは、ちゃんと体の奥に深く深く刻まれていて、数年では忘れないようですね。よかった。よかったです。(^-^)>