最悪最低の桶川路面でタイヤの空気圧リセッティング!


[135] 最悪最低の桶川路面でタイヤの空気圧リセッティング! :2001-08-05 (Sun)


最悪最低の桶川路面でタイヤの空気圧リセッティング!「そんなことしても意味ないっすよ!」って言われそう。それくらい桶川の路面は酷かった。全体に大きなうねりがあり、とろろどころは路面がひび割れて、コーナー前後には特大半径70cmの楕円穴。その中には砂満載。路面の削り過ぎで石も飛びたしゴツゴツ。まったく走れたもんじゃない。ってなところで練習してきました。第1コーナーはグリップ。第3コーナーはふかふか。という感じでした。


第1コーナーはちょっとグリグリなのですが、とりあえずはおっかなびっくり走ってウォームアップ。全開で進入すると凸凹にリアが降られてサスはフルストロークしてお釣りが来てライダーの重みで押さえるってな感じ。あと抜けだしたと思うと外周直線ラインにフカフカ砂が一面にまいてあり、直線の外周側半分には膨らみたくないので抜け出しのラインを膨らまない練習となりました。第3コーナーはイン50cmくらいはなんとか走れるライン。でもその回りの50cm幅は逝っちゃうライン。突然コーナー脱出でフカフカ登場ってな感じでスーパースライドへ。そんなこんなでインベタに入って抜けるラインどりの練習となりました。


という状況の中でタイヤの空気圧をマックスとミニマムを試して見ました。結論から言うとタイヤの空気圧を高くすると良い感じでした。高い空気圧の利点はコーナー中のアクセルオンで向きが良く変わる。立ちあがりも前に進み脱出スピードが高くなったようです。デメリットはゴツゴツ感。路面に対していままで程よいダンピング特性を持っていたタイヤがまるでゴムの用です。ハンドリングは空気圧が高くなるんだからクイックになるかと思いきや、ゴツゴツしてブロックが路面に噛むぶんだけ重くなった感じがします。で、空気圧が低い場合の利点は、その先ほどのデメリットであったタイヤのダンピング性が向上。サスと協力して路面からのバウンドを吸収している感じです。そして、やはり進入時のタイヤの滑りだしが滑らかでした。高い空気圧はスライドワークの向き替えに対してリニアに反応してメリット。低い空気圧ではスライドコントロールに対してし易いという感じの違いが見られました。


 で最後に有効なのはどっちということになります。ここの判定は難しい。実践とタイム出しでは走りやすいメリットデメリットもあり一概には言えません。ただここで頭をよぎるのはダート仲間と話していたときの「サラサラ路面で1番早く走れるセッティングにしておけばグリップ路面なんかへっちゃらダョ」というセリフ。ということでこれからどちらで走りこむかはタイムで決着を付けようと思うのであった。


 次回はタイムアタックっす。但し路面が最低限走りたくなるよな場合のみ・・・。とほほ。