昔ジムカーナを始めたときに自分はフルフェイスヘルメットを被っていたのだけれど、上手い人は皆なジェットヘルメットで走っていることに気が付いた。なぜジムカーナ選手はみんなジェットヘルメットでフルフェイスヘルメットをかぶっていないのだろう?と疑問に思っていたときがある。ただ競技のスピード領域が低いだけではないはず…。
いろいろと考えてみた。
自分なりに同期の友達とかと出した結論は、まずジェットヘルメットの方が視界が広いということ。パイロンスラロームとかをするときにアゴの辺りが開放していると視界が広くて、実際にその視界を意識して使用しているわけではないけれど、走りに役立っているのではないか?いわゆるライン取りの為。
あとは軽さ、ジムカーナって視線を送るって表現を使うように、意識して視線を先に送ることでスムーズなラインを走れるようにしたり、バイクの旋回性を高めたりする技術がある。そのときに少しでも軽いことが楽に走れることになり、タイムに繋がるのではないかと考えた。
まぁ、実際の所はヘルメットを変えても、たぶんタイムは変わらないだろうね。ヘルメットの形や重さだけでタイムが短縮するなら、そんな楽なことはない(笑)ただ一つ言えるのは、そんなちょっとのことでも、効果がありそうだと思うことの積み重ねがタイムを縮ませることに間違いはない。サスのセッティングの1クリックに相当しないかもしれないけれど…。
そんな理由でジェットヘルメットを被り始めたのは10年以上も昔の話。でも今回は可能な限りフルフェイスヘルメットで走ろうと思います。かっこいいから(笑)今になって思うんだよね。あれは「やっぱり楽だから、みんなジェットヘルメット被ってた」んじゃなかったのかなぁって(笑)もういちど走しり比べて見て確認してみようっと。本当の理由を。
「CBR600RR’07」一覧
タイヤの情報収集(3)
そして最後にミシュランのラインナップを見ると4種類がある。タイヤのコンセプトから見るとPower Race又は2TCの選択ということになるのであろうか?私が最後に履いたのはPilot Raceのミディアム。Pilot Raceの後継はPilot Powerなのであろうか?それともPower Raceなのかな?どちらにせよ、あれからどれだけ進化しているのか楽しみです。
CBR600RR’07の適合サイズに対して
Front サイズ120/70ZR17(58W) リム幅3.50
Rear サイズ180/55ZR17(73W)リム幅5.50
Webで価格を調査すると
Pilot Power 2CT 40,400円/1set
Front 16,600 円 Rear 23,800 円
Pilot Power 38,200円/1set
Front 15,700 円 Rear 22,500 円
Pilot Sport 33,900円/1set
Front 13,700 円 Rear20,200 円
Power Race 43,100円/1set
Front C/ソフト/ミディアム/ミディアムソフト 17,900 円 ※
Rear C/ソフト/ミディアム/ミディアムソフト 25,200 円 ※
※車名、走行日、サーキット名、レース名、参加クラスの記入が必要
昔履いていたPilot Raceより高いですねぇ。10年のうちにタイヤも10%程度高くなっているのかもしれません。自分の給料も十分それ以上あがっているので物価をとがめることはできないけれど、そのうちタイヤ1setで5万円という時代も近いうちにくるのかもしれません。
まとめ。
他にはIRC/PIRELLI/Continental/METZELER/AVONなど入手可能なメーカーはあるけれど、それらは省略。ということでジムカーナに使えそうな銘柄を網羅してみました。
ここで素朴な疑問が生じました。これらのプロダクションレース用タイヤはジムカーナ大会で使用可能か?これらはWebだけでは調査しきれないので、現役のジムカーナご用達のタイヤ店や選手に聞いてみるしかありませんねぇ。
まぁもう少し後の話なので、まずはタイヤの銘柄の知識装備で終了しましょう。