サスのデフォルト調整値



↑ハイエースの中で雨を待つCBR600RR’07。早く雨やまないかなぁ。

 雨が降り続ける中で、走り始める前にしなくてはならないのが、サスの調整値の確認です。慣らしといえども、常に今が自分はどのディメンションで乗っているのかを理解して、挙動の一つ一つを紐解かなければなりません。明日はこのデータを携帯に送って見ながら設定の確認です。

CBR600RR’07 初期標準設定

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【タイヤの空気圧】 2.5kgf/cm2

【フロントのプリロード】 全戻し(左)の所から5回転。

【フロントの伸び】    全閉(右)から2と1/2回転戻し。

【フロントの縮み】    全閉(右)から2回転戻し。 

【リヤのプリロード】   左から4番目。

【リヤの伸び】      全閉(右)から2回転戻し。

【リヤの縮み】      全閉(右)から20クリック戻し。

 フロント(フォーク)サスペンションのデータはOG、1G1G’の3つのデータを計ってみることから始

まります。0Gとはサスの伸び切り状態の量(数値)、1Gはバイクの自重で沈んだサスの量、1G’は人間が乗ったときに沈んだサスの量。実際に測る方はいろいろな方法があると思いますが、セッティング変更時にいつも同じように計って数値として相対的に変化量を知れば良いので、私は次のようにして測ります。

1)まずタイラップかゴムをインナーチュープに巻きます。

2)そしてフォークのダストカバーに付くまで押し下げます。

3)ゆっくりバイクを立ててバイクに乗り、いつものライディングポジションをとって、またゆっくり降

ります(バイクは垂直に立てておく)

4)そうするとインナーチューブに巻いてあったタイラップは移動したまま固定されます。

5)そこで静かに降りてダストカバーからタイラップを計ったのが1G。

6)そこでスタンドを立てフロントを持ち上げて伸び切った状態にしてダストカバーからタイラップま

でを測ったのが0Gです。

 この2つの数値は1G’を基準としたデータです。昔はこの2つの数値を使っていつもセッティングをしていたので、今回ももれなく数値化して管理していきます。 この数字により現在のサスのエアの量油面やスプリングのイニシャル量などの状態を正確に把握するのです。セッティングに対する数字の使い方は練習を開始したときにでも書きましょう。

 そうそう、私がパイロンを最後に回ったのは7年前。あれから違うレースをしていたので、時間が経って、すっかりとジムカーナのセッティングやイロハを忘れてしまいました。でも、それは良いチャンスなのです。

自分が兼ねてから作りたかったジムカーナライディングに関する書。これから体験していくことを正確に分析して綴っていけば、ZEROからのノウハウを全て綴れることになります。すばらしい~。休憩していた甲斐があったというものです。そうです。この日記はその下書きとしても活用したいと思っています。