レーシングパンツのデザイン


 この写真はダートトラックをしていた頃に愛用していたツナギで、自分のレースのコンセプトカラーは青黄白の3色でした。自分のレース活動を彩るカラーリングはヘルメットからツナギ、ホットシュー、マシンまでトータルで自分の色に染めて戦っていました。黄色はライディングの輝き、青色は冷静を示して、いつもスタートラインに立つときは「青色を目に入れて、今日も自分のポテンシャルを出せは良いだけ、この色のように冷静に行こう」ってツナギの色を見ながら気持ちを作るのでした。
 今回はCBR600RR’07のカラーが赤黒だったので、これからの新しい活動は「冷静」とは逆に「情熱」をテーマに赤黒白でいこうかなと思っていましたが、やっぱり長年愛した自分のカラーで行こうと思います。スタートラインに立ったら落着く色を見ないと勝てるものも勝てないからね。ということで、ジムカーナには上下のツナギはいらないのでレーシングパンツ、いわゆる皮のパンツの発注に向けてデザインを考えてみました。

 この写真は今は無くなってしまった桶川サイクルボールでのワンシーン。黄色と青色のツナギを着て戦っている自分がいます。このカラーのすごいところはオーバルなコースを走ると第一ターンと第三ターンで、観客に違う色が目に飛び込んでくること、楽しいです(笑)ガッチャマンの阿修羅男爵見たいなんていわれてました(笑)
 ということで、今回もこの色で作ることにするということで、デザインを作成してみました。

 何種類も作って考えています。もともとオリジナルのデザインがあるので、だいたいは決まっているのですが、ディティールが、なかなか決まらないんですよねぇ。いつも通り左右で青色と黄色とするべきか、左右対称で裏表を青色と黄色にするべきか・・・。悩みます。特に今回はあえて黒を多めに使うことで全体のラインを細く見えるように工夫したいと思っていたり・・・。
 ということで、只今デザイン考え中。今週末には発注したいと思います。今年の第一戦には間に合うと思います。いやぁ楽しいですね。ツナギの色を考えるときって、バイク乗りなら誰でも共感できる至福のひと時です。