CBR600RR’07のカウルの隙間からフォークとブレーキラインを覗くと、90年代のマシンと比べて、少ないスペースに余すことなく並べられている。納車時、初めてステムに固定用のベルトを通したときは、隙間のなさに驚愕したのも懐かしい。そんな思いをこめて一枚パチリ。
話は変わって、この数日、息子達を連れて買い物にでたり、アイスクリームを食べたりと家の近くの街で生活していると、知らないお母さん達に挨拶される。おや????なんて思っていると、最後は息子に手を振っていきました。なるほど、息子の幼稚園繋がりってことかぁ。また近所のドラッグストアでも、知り合い家族にてあったりと。そう、彼らの名古屋でのコミニュティは私のコミニュティより大きいのである。
息子達は名古屋で生まれて名古屋で育つ。生粋の名古屋人であり、しっかりとこの地に根を生やしていくのである。たぶん、これからどんどんと彼らのコミニュティは大きくなって、私は息子のお父さんという役柄になっていくのである。感慨深し。
とは言え、私はやはり名古屋の地で骨を埋める覚悟はなくて、人生ゲームの一つの道を歩いているだけである。できるならば、モノポリーのように、ぐるぐると周囲を巡って全ての場所に思い出を刻むような生活をしたかったけれど・・・。まぁ、でも人生ゲームのようにいろいろな道筋を歩けるというのも、また楽しいというもの。名古屋という土地も、それはそれなりに良い土地であり、楽しい生活と打ち込める仕事の環境もある。今は、息子のお父さんという役を一生懸命、がんばっていこうと思う。