2001年04月16日一覧

そうフロントが浮き上がるほどにね。


[46] そうフロントが浮き上がるほどにね。 :2001-04-16 (Mon)


昨日走って感じたんだけれど、ようやく新しいタイヤの必要が分かってきました。またフロントタイヤの役割というか挙動が見えてきた感じがします。フロントタイヤはライダーが進みたい方向に向いていて、垂直に路面を捉えることで前にプッシュできるんだなぁと。またリヤタイヤは路面を確実に蹴って捕らえて前に進んでなんぼのものだと。あたりまえなんですが、タイヤはバイクをより前に進めてくれるもの。エンジンパワーを最大限に路面に伝えてあげたときに良い仕事をしてくれるのだなぁと…。今まではタイヤが路面を蹴る力というのがライダーに直接感じさせてくれず横に向く方向への感触しか感じられなかったのですか、前に進ませるスライドワークの練習をしていて、タイヤが前に蹴り出す力の大切さを実感しました。「タイヤのブロックがあればもっともっと速くパワーを路面に伝えられる」ってね。これだけタイヤが路面を噛む力というかトラクションが重視されるライディングの場合、ぜんぜん走行のアベレージスピードが違うだろうってね。ということでようやく丸坊主タイヤをトレッドがある方にひっくり返して履きなおす決心がつきました。(実はダートトラックは単方向周りの練習なので片減りするのでタイヤを反対に履くことができるように対象なトレッド形状となっているのだ。一個のタイヤで2度美味しいということなのです。)今まではなぜ減ったタイヤで走ってたかというと1つはスライドを誘発させやすいのでタイヤに頼らず、マシンにトラクションをかける本当のベクトルを見つけたかったから、2つめはブロックがあるとないとでは走りやグリップでどの程度の違いがあるから見つけたかったからなのです。これらを感じられたのはすごいですよね。これはジムカーナでも共通するぞっ。ジムカーナのようなロードな路面とタイヤが生み出す力はすごい強いから、100%トラクション方向をつかんでいなくてもアクセルを開けれちゃうから、タイヤが路面に力を伝えるときに最大に前に進めてくれる荷重方向とトラクションをかけるきっかけを大事にしていない気がする。いわゆる中途半端な路面へタイヤがグリップしている方向でアクセルをあけてもタイヤはすべらずに進んでしまうからラフに開けてしまうのです。本当はコーナーの立ちあがりはもっともっと早い位置でアクセルを開けられるのです。そっそうか?これがジムカーナチャンプぶんちぁんも言っていた「もっと早く開けろ」ということなんだとやっと気ずきました。今思うとこの開けれるトラクション方向をつかんでいたからできることなのか?と…。あのときぶんちゃんは「開けると前に進むトラクションをかける方向をしっかりとライダーが掴かめ」ということを言いたかったのでしょう。この動作を極めるのにダートトラックは役に立つ。それはめちゃ滑りやすいので、開けると前に進むトラクションをかける方向をしっかりとライダーが掴まないと如実にスライドというアクションで現れてしまうからね。本当のドンピシャって所でしないと前に進まないから。できてしまえば体か覚えてどこでも使えるようになるからね。何が言いたいかというとジムカーナはグリップする路面で走っているために本当に一番バイクが前に進むトラクションの方向をライダーは知りにくいということです。違う言い方では「路面がアスファルトならコーナーから立ちあがるときにもっと早くアクセルを全開にできる」ということ。そうフロントが浮き上がるほどにね。こんなことを考えているとまた少しでも早くジムカーナに復帰したくなっちゃいました。でもここはがまん。ジムカーナで一・u毆)花咲かせるためにはもっともっとこのような最速へのパイを貯めてからにしなくちゃね。またハード面でも構想を立ててがんばっています。同じ特訓をしているパートナーのS君と次にジムカーナをやるときのマシンに対する論議も着々とね。ニューマシンのために貯金しなくちゃって感じです。p.s.そうそうこれらの思いつくままに書いている文章はSuperGsetting続編としてまとめようっと。そのうちジムカーナライテク本を自費出版したいMCであった。