夏休み!その6 セッティングの感触!


[143] 夏休み!その6 セッティングの感触! :2001-08-16 (Thr)


えっーと今日は夏休み6日目。1日中、桶川で練習しましまた。ちっょと後悔…。体力も集中力も続きません。最後の方は外周部分を「だーぁ」っとスライドさせカウンターあてて走りつづけるというスライドワークの練習だけしてました。はぁ。やっぱり1日中よりは半日を2回の方が集中して練習できるような気がしました。と前置きはココまで。セッティングを変更して走ってそれぞれの違いを体感しました。順番的にはこんな感じです。なかなか前途多難って感じですが、最終的にはこんな感じで落ち着きました。


①空気圧0.8~空気圧2.0で突出し+0mm


これは前回の話し。でまずこの状態で走行開始。路面的にはコーナーの入り口と出口に穴が開いている以外はまーまー良い状態でした。空気圧を高目にしてあるといいつつも無難に走れる感じです。慣れのためでしょう。やはりタンク側に意識して前乗りすると向きが変わりやすくて良い感じでした。


②空気圧2.0で突出し+5mm


で前乗りすると曲がるということは前部に車両による荷重を持ってくれば良いのだろうと仮説を立ててまずは5mm突き出ししてみました。ていっとコーナーに飛びこむと曲がらない。曲がらないったら曲がらない。WHY?そりゃ5mmも突出しすれば感覚的に相当の違いを感じることはできるんだろうけど、ここまで激変するとは…。(軽い車体のセッティングは分かりやすくていいね。まるでNSR乗ってた時のような分かりやすさ!)まず走りこむと次のことが分かってきた。リアブレーキをするとマシンが止まってしまう。じゃあリアブレーキをしないでそのまま寝かしこむと曲がらないで膨らみオーバーラン。そうこの現象はマシンが寝ないことから起こると思われます。結局マシンが立っているときにブレーキするときっちり止まってしまう。フロントの舵角が付かないまま開けるとマシンの向きが変わる方向にリアが滑らず膨らむという感じ。


原因は自分が思うにフロントの接地圧が高くなったことによりタイヤが路面に食いついてグリップしてしまい、フロントの舵角を付けるベクトルが働かなかったのではないかと思いました。本来は寝かすと蛇角がついてブレーキをかければスライドを誘発するはずで舵角が付いているときに開ければリアはサイドに振り始めて向きが変わっていくはずがそれを押さえてしまったため走り憎い結果となりNGセットということで次を行った。


③空気圧2.0で突出し-3mm


じゃあ舵角を付ければいいじゃん。ということで今度はいつもより付き入れいわゆる標準よりフロントフォークキャップの分だけ約3mmを入れてみた。トータルでは①に比べて8mm程度の変更です。走り始めると良い感じです。いつも通りに走れます。フロントも軽やかに走れ向きも変わります。


結論、前位置に乗る姿勢とフロントの突出しは違う!常にフロントがしっかり接地しているロードとは違う。逆方向の操舵角が必要なダートトラックにおいてはその操舵角を作り出してやる力が大切であることを確認した。K180のフロントタイヤが細くてパターンの高さも低いのはこの為ではないかと仮説する。


④空気圧1.5で突出し-3mm


で今日やっておかなければいけないのはタイヤの空気圧。③で行なったセットに対して空気圧はどのようなに体感するのか?空気圧を温間で低下-0.5程度。たぶん冷間時では1.35程度に相当。で走ると良い。進入時に向きが変わりやすく良い。ブレーキが使える。今までリアブレーキをするとマシンが止まってしまう感覚をともっなっていた進入でブレーキを掛けても止まらないでスムーズに進入できる。結局このセットに決めて走った。


最後に


本来ならば空気圧に頼ることなくサスのアジャスト機能(プリロード・圧伸ダンパー)でカバーしたいところ。直感的にタイヤの空気圧は高い方が前に進むと思う。でも向きが変わらなければそれもいかせない。ここらを詰めて行こうと思うのであった。で…次回はこのセットで空気圧0.8/1.5/2.0でタイムトライアルで真意を決めたいと思う。でもねぇ。まだ自分の腕ではグリップ走行の方が速いからねェ…。まっ今のレベルで最高はいかにということで。最後には自分の求めているスライドワークで走行したときにベストラップを捕れてなおかつ11秒台前半に持ち込みたいと目標をかかげるのであった