リアのスプロケをショート化。


[252] リアのスプロケをショート化。 :2002-01-07 (Mon)



先日の走りこみでリアスプロケを40丁から41丁に変更しました。理由はK先輩から①アクセルワークの練習になるからショートで走りこめ②コーナー侵入までに全然回転数が上がっていないとの指摘からです。先日の走りこみでパワースライドコントロールをして走りこんだ結果でも完全にミスってスライドぶっこき横向きながらカウンター当てて後輪が空転しても確かに200mのコースだとなかなかエンジンは吹けきるまでいかない。そんなことで2次減速比をショート化。といっても1丁だけ。(本当は3丁したかったんだけどMFT用のスプロケが手に入らない特注依頼しなければならないんです。)実際走ってみると、この1丁でもかなりアクセル開度に対するリアの滑りだしがかわっていることに気がつく。アクセルオンで滑りだしが若干早くなっています。またスプロケを大きくしたことでホイールベースが短くなっています。写真で見るようにかなり調整範囲に対して前になっています。走った感じではホイールベースが短い方がクイックに動きます。またこのクイック感はスイングアームが立ったことによりシートが若干後ろ上がりになりライダーの荷重もフロントへ行こ・u「Αw)した結果だと思います。よってよりリアトラクションが抜けてスライドを誘発しているのでしょう。ただし、前々からこのMFTはフロント荷重が少々足りないという感覚を覚えていました。タンクにガス満タンするとフロント部のマシンがより路面に食付いて向きが曲がる感じがしていました。今回のギア比のショート化はショートスイングアーム化という二次的産物を生み、結果的にはちょうど良い感じです。リアトラクションが抜けたか?というとそれはライダーがフォローできる領域だと思います。立ちあがりだけ気にしていれば向き変えでは抜けていた方が都合が良いくらいです。ということで今回のセットは良い方向に進んでいます。今までFTR223のときは前後ディメンションを変えるセッティングはちぐはぐな方向にしか行かず困っていましたが、ライダー自身の成長もあってMFTは如実にセットアップがライディングとマシンの挙動に響いてきます。良い手応えです。


↑↑比較対象がないからどのくらいショートしてるかわかんないけど数ミリ(イメージだと5mm)はいってますね。早く42丁と43丁をゲットしなければなるまい。レースのオフシーズンで試したいので、すぐ欲しいから相模原のW店に行ってこようかな。