キャリパーの対策調整。


[259] キャリパーの対策調整。 :2002-01-15 (Tue)



最近走行はもとよりマシンセッティングも進めている。ようやく走りたいライディングに対するマシン挙動やコントロール性がこうあってくくればという欲求がわいてきた。タイムトライアルの意味合いも今までのような独り善がりな楽しみではなく、相手を抜くために横っ腹を押さえこむために速さが必要になってきた。まだ桶川で11秒台が出ないので練習仲間のYZF氏を筆頭としたエキスパートの先輩達と絡むと戦う前にタイム差があってお話にならない。ミスをしないエキスパートを抜くためには相手よりスピードが必要となる。そんな中で今回はコントロール性の向上を施した。リアブレーキの煮詰めである。前回にリンク比の変更によるペダルへの入力量を変更した。またステップ位置とペダル位置の関係も応急処置(恒久対策としては来週あたりにペダル位置の溶接変更をする。もっとやりたいときにすぐしてくれる環境を整えたいものだ。セッティングをもっと短期間に煮詰めたい・・・。)をした。そして実際走りこむとキャリパーのピストンの位置がローターのセンターに来ていないとを整備中に発見。これは設計的にキャリパーステーとキャリパーを止めるところに董w)・・u黷驛Jラーの厚みに問題があることが分かった。推測するにキャリパーステーはハブとスイングアームの中間にくることを前提として設計されているのであるが、実は両出しピストンの力加減の問題でキャリパーステーがスイングアーム側に押し当てられるように実際なってしまったためであると思われる。そこで対策としてカラー部に1mmのワッシャーを挿入した。そうすると丁度ローターをセンターとしてキャリパーの中心にくるようになった。実際、それで走り的感覚に効果があるかといえばないのだけれど、長い間走りこむと必ず不具合となるため対策をしておいた方がよいでしょう。とりあえずこれでコントローラブルなリアキャリパーをゲット。とうぶんはこのままいけそうです。ほっ。自分のマシンメイクとセッティングの考えは「年間を通して同じ性能を維持できる範囲での性能アップしかしない」ということで行なっています。所詮アマチュアしかし良いマシンの乗りたいという線引きです。


↓↓ということでこの写真が対策調整済みのキャリパーです。