[336] 桶川サイクルボール R1結果と反省 :2002-04-02 (Tue)
どうにか天気は持って桶川サイクルボール
Round1は開催。前日のかなりの時間まで開催が危ぶまれていたため連絡がスムーズに行かずに参加できなかった人もいて少々少ないエントリ数での開催。その中でもノービス250だけは15名参加で予選が2組みあった。他のクラスは予選落ちなし。そして自分の結果は予選B組み1位抜け。決勝レースは2位でゴールでした。7P獲得。D虎君が1位で10Pと成りました。そして本年度ルールによりノービス上位入賞者はジュニア参戦権利獲得のため、事実上の昇格という運びとなりました。もちろん桶川サイクルボールには次はジュニアで参戦いたします。残り7戦はジュニアでのポイントを稼ぎたいと思っています。25P取れたときには正式にエキスパートという目標を持ち走る所存であります。
・・・でレースの反省をしながら、多角的に展開を見てみようと思います。まずは予選レース。今回はくじ運良く2番手の選択権を得た。スタートはそのグリッド位置もさることながら成功して第1ターンには独走状態で進入成功。前に日記で述べたスターティング方法に元づいた練習通りで集中力と練習による反射がうまく発揮された。その後は6週を前回で走る。後続を許さず走れた。もちろんD虎は2位でついてきていたが、路面がサラサラなため攻めずについていったそうです。練習時に散々テール・トゥ・ノーズ、サイド・バイ・サイドの練習を積んできたのでお互い路面状況と相手のエンジン音を踏まえて自分の調子によって、相手との間合いも分かるので、自分もは余裕を持ってゴールできた。
そして決勝。B組だったため2番手となる。しかしグリッドはイン側から選択権があたえられていったため、自分のベストポジションにつけた。センターラインよりインの位置。そしてスタート。さすがに決勝を勝ち抜いてきたメンバーでのスタートだけあって最初の1~2メートルは自分の視界に他のライダーが見えた。しかしそこから1~2メートル一気に視界からライダーが消えた。また進入に向けて2速へギアチェンジも問題なくできリアからフロントへの体重移動も正確に行えて第1ターンへの進入もインを取れた。そこから6集までは集中力を維持したまま走りつづけることができた。しかし、そこで心に迷いが生じた。長い…あと4~5週もあるのかと思ってしまった。その瞬間どこまで自分のペースを上げて良いのか?守りに入った方が良いのかと自分は迷ってしまったのだ。そうしてアクセル開度が若干下がった間にD虎に詰め寄られ、ちょっとしたアクセルミスによりインを取られた。ちゃんとミスをフォローするためにアクセルは開けたままできちんとスピードを下げずにミスをリカバリーしたさ、でもインにD虎がいることでインへ寄せれずにラインを崩したその瞬間あっという間に抜かれた。やべっと思ったがなんとか2番手ポジションをキープ。冷静に自分の位置を確かめる後ろからエンジン音がない、うしろを振り返るとかなり遠方にいた。あと残り2週。自分はアクセルを緩めた。そのままゴール。
負けた瞬間、負けた思いはしなかった。オフシーズンにD虎と走り続け思い描いていたワン・ツーの願いがかなった瞬間だったので、はっきりいってどっちが勝ってもそれは完璧な筋書き通りの目標だったからだ。自分が負けた悔しさより二人でゴールできたことが最高の喜びだった。
・・・が、しかし喜ぶのはその日のうちだけにする。しかし一個人としては勝たなくてはならない。反省点はいっぱいあった。今までにないレース展開ということもあって、独走状態で走り続けるという練習をしていなかったことによる失態である。勝つためには想像しうるものだったのに。なんとテール・トゥ・ノーズ、サイド・バイ・サイド実戦練習中に5週を基準として行っていた。10走る組立を考えていなかった。はたから見れば簡単なことかも知れないけど、10週先頭を走り続ける、それも全ての手の内を知られている相棒を後ろに控えてというのはかなり大変。集中力を持ち続けることはなかなか難しいと自分は思っている。経験が足りない。一言に尽きる。
あと反省はレース前やれるだけのことはやったと言ったが、うそです。自己過信でした。まだまだ走りの組立でやってないものもあったし。ということでレースが始まってしまい練習日が少なくなりますが、全力で走り込んで更なるテクニックを望んでいこうと思うのであった。と理屈は置いといて・・・。悔しい・・・・。師匠すいません。勝ちたいです。