低速のフィーリング(3)

なるほど、CBR600RR’07-08にはベース車両があってST600KITとMotoGP(FIMロードレース世界選手権)参戦マシン用のキットが存在するらしい。

まずはホンダのレビューより

ロードレース専用車「CBR600RR レースベース車」の2008年型モデルを発売

http://www.honda.co.jp/news/2008/2080122-cbr600rr.html より抜粋

Hondaは、スーパースポーツバイク「CBR600RR」の2008年型欧州向け仕様車をベースとしたロードレース専用車「CBR600RR レースベース車」を1月28日(月)より発売する。

 「CBR600RR レースベース車」は、2007年にフルモデルチェンジし、鈴鹿4時間耐久レースでの優勝や、全日本ロードレース選手権「ST600クラス」でチャンピオンを獲得するなど、数々のレースで活躍したマシンで、全日本ロードレース選手権や地方選手権の活性化を目的として販売している。

 この「CBR600RR レースベース車」は、CBR600RRの欧州向け仕様車をベースに灯火器類を取り外し、フロントブレーキ、メーター、ECU(電子制御ユニット)などをレース専用に変更。前・後タイヤには、レース用タイヤを標準装備し、レースでの戦闘力を高めながらお求め易い価格に設定することで、幅広いユーザーにレース参戦していただくことを目的としたサーキット走行専用車両である。車体色は、ブラック1色の設定。今回は、2007年型レースベース車に対し、前後サスペンションダンパー設定、ECUセッティング、標準装着されるレース用タイヤを、より最適化した仕様に変更している。

そしてHRCのキットパーツは下記のコンセプトで存在する。

http://www.honda.co.jp/HRC/products/kitparts/cbr600rr2007_kit/index.html

ベース車両となるCBR600R 2007年モデルは、2006年モデルからフルモデルチェンジを行い、各部機能・性能の大幅なポテンシャル向上を図っております。それにあわせ、Racing Kit Partsも完全新規設計。ST600KITは、MFJ ST600レギュレーションの改訂に合わせてサスペンションKITを新設しました。これにより、サスペンション・セッティングの幅が増大し、よりコース条件に合わせた走行が可能となり、ラップタイムの短縮を図れます。なお、ステアリングダンパーは、ロータリー式(マニュアル調整式)キットを設定しました。

なるほどねということで

続く。