2002年02月一覧

MFT初に入院!


[304] MFT初に入院! :2002-02-27 (Wed)



その日はとつもまともな練習ができないくらいに路面は凸凹であれていた。「こんな路面走りたくねー」という気持ちをグッと押さえその路面でも何か効率よく練習のできるよう自分なりにいろいろな課題を立てて走り込んだ。


しかし・・・。そんなところを走らされるMFTはたまったものではない。こないだ修理して頑丈になったステー部分に止めているマフラーステーナットM6の頭が吹っ飛んだ。そのためマフラーは自重で落ちてエキパイに負担がかかりポキッと折れた。まだかろうじて首の皮一枚でつながってはいるものの、折れたといって過言ではない。エンジンから2つのポートに接続しているエキパイと一本になる部分に全周クラックが入った。


とりあえずストレートで異音が聞こえたため減速したので、エンジンは無事。ということで、すぐにAさんに直行。修理を頼んだのでした。さすがにもう夕暮れ今日中に直すことはできないので預けることになる。来週走りたいので土曜に修理完了するようにお願いしました。


「あーあー。とほほ」と言っているとAさんの社長さん曰く「エンジン、ポコポコ壊して持ってくるロードよりいいよ。ダートって本当に壊れなくて良い・・。」って言ってました。


今度は溶接固定式ではなく、ジュビルバンド等で絞める方式に変更などを考えてくれるようです。エキパイをフレームに止めるといいのでは?とも思いましたが、一応全てお任せということでお願いしました。また一段とダートトラッカーとして機能が進化するMC号と会うのが楽しみです。




↑↑これがクラック!。普通、待ち乗りライダーなら直す手配もとれずにエキパイ交換ですねぇ。直せるって幸せ。


あえてアンチ・ズリスポ派。


[303] あえてアンチ・ズリスポ派。 :2002-02-26 (Tue)



ズリスポとはアクセルを開けっぱなしでコーナーに侵入して、そのままパワーをかけた状態でコーナーを抜けることと自分は解釈している。


で…アプローチとしては直線走行時のアクセル開度を固定して進入時する。コーナーに侵入すると同時にバイクのバンク角に応じでリアがスライドし始める。このとき路面が良いとアクセル全開位置によるスライドにかかるパワーと路面を噛むタイヤのグリップのバランスがとれたときにエンジン回転数が頭打ちをしない状態でアクセルコントロールによるパワースライドに持ちこめる。


というのがMCのズリスポ。でなぜアンチ?かというと…ズリスポを信仰している人の多くはちょっと勘違いしてアプローチをしているからです。


多くの人のアプローチは直線走行時のアクセル開度を固定して※1進入時するときに早い位置で車体を寝かしこみを行ない抜重によりリアがスライドを故意に誘発させている※1。そのため路面が良いときにズリスポをするもにもかかわらず、アクセル全開位置によるスライドにかかるパワーと路面を噛むタイヤのグリップのバランスがマッチングせず※2、エンジン回転数が頭打ちをした状態で進入する。そのためアンダー気味で滑らかな奇跡を通って※3コーナー脱出を行なう。


このアプローチの間違いな点は※1抜重によるスライド誘発。※2トラクション不足のためエンジン回転数がパワーバンドを外れている。※3イン側のラインから立ち上げられない。という部分にある。しかし、そのNG的ライディングは一方、※1大きなスライドで※2大きなエンジン音を上げて※3長いカウンター状態ということで、見た目派手でダートトラックチックなためもてはやされる。


本来、ズリスポはアクセルコントロールとトラクションコントロールを学ぶ上では良い方法にもかかわらず、自分がアンチ!ズリスポといっているのは、この後者のライディングをできるほうが良いとする風潮が嫌いだからなのです。