AFAM DT100に決定!


[290] AFAM DT100に決定! :2002-02-12 (Tue)



今回の3連休はハンドルとの格闘(自分のライディングポジションの追及)を中心に走りこみました。もともとはコーナーワークにおいてハンドルのエンドが右膝にあたってしまうため足の出す位置がハンドル内側と外側というように決められてしまうためライディングに自由度がないということから始まった。ハンドルの下を足がぶつかり自由に行き来できないためハンドル下の位置で足を出すことができないし、ハンドル内側でトラクションを掛けているところから振られたときに外に足をスムーズに移動させることができない、そればかりか足が引っかかりバランスを失いかけたりもする。その要因は3つあって①身体的要因。身長が176cmあり足もレングス31インチ以上(Gパンのサイズです。わかり易く言えばXRとかのオフ車で両足着きます。)と長い(笑)ため一般的なライダーよりポジション的制約を受ける。もともとFTRやMFTは身長の低い日本人向けに作ってあるのではないでしょうか?②ポジション的に前乗りをしている。今現在MFTのタンクとシートの境目に乗っている。股間はタンクに完全に載っている。そのため上半身からハンドルの位置が近くて腕のとり回しが窮屈である。ちなみにMCの腕の長さは普通です。そんなに長くはない。③ハンドルの高さが低い。AFAMのDT240を付けている。もともとは幅が広いタイプを使うことによってハンドルが振られた場合に押さえこむという利点から採用した。その後の理由はなく223時代からずっと使用していた。


そこで各種ハンドルを揃えて試した。
①AFAM DT240標準。
②AFAM DT240の左部分を2.5cmカットしたタイプ。
③デイトナ#7番(高さは高くDT100を絞った感じ)
④AFAM DT160。(高さは高く#7番を更に絞った感じ)
⑤AFAM DT100。(高さは高く幅も広め。)


要点だけ述べると、フロントのトラクションは①のフィーリングが1番よく、フロントの抜重をしないで進入時に寝かしこめる。前傾姿勢になりやすいためリアのトラクションが掛かりにくい。その反面リアはスライドしやすく侵入時に向きが良く変わる。②は意味なし。若干足にぶつからなくなったけど気のせい程度。③高くなったことにより足は自由に移動できてライディングの自由度が増えた。しかし、ハンドルが絞り過ぎているためフロントのトラクションが抜け易い。ライダーが意図的にフロントへ荷重してあげないとアンダーがでて挙句の果てにはスリップし易くなる。またハンドルが絞れていることで押さえこむときの腕力が必要とされ肩というよりは二の腕がパンパンに張ってしまった。ただし抜け出し時のアクセルの開け易さは良かった。④フィッティングしただけ。更に絞れているので操作不能とみなし実走行はしていない。⑤高さが高いためライディングの自由度が増え、幅も適度に広いためフロントへの荷重もできるためグルーピング上でのフロントのライントレースがし易く、また絞りはジッャカン少ないが、タレ角が大きいためアクセルも開け易く立ちあがりに適度なスライドワークへと持ち込めるという良い点が目だった。また立ちあがり時にリーンアウトへの体の移行もスムーズに行なえる。そして高さが高いため前傾姿勢から後ろよりへ体を移動できるためリアトラクションを掛けれるようになった。ようやく体というかお尻の重心位置を後ろへ移動することにより路面を噛むという感覚が実感できるようになった。そのため立ちあがりスライドしていたタイヤがいきなり「コンっ」と路面を噛みこみお尻が後ろへ飛ばされるようになった。


という理由によりAFAM DT100に決定!。3連休の最終日はこのハンドルで走りこんだ。結果は上々。足を出さなくても速度を落さず走れるようになり、進入のスライドも立ちあがりも足を出さずに走れるようになりつつあった。今後の課題としてはただ、まだストレートの真中でしかリアタイヤが路面を噛まないため、立ちあがりの初期でストレートの始めの部分で、この状況が作り出すとが課題である。とにかく絞りと高さと広さがどのようにライディングに響くかが分かったので本当にためになった5種類のハンドル交換でした。D虎君と半分づつ買ったのだけどお財布は一気に貧乏となった…。しかしライディングは満足したので良いことにしよう。D虎君は結局#7番に落ちついたそーです。
最後に時間がなくて試していないが、あと試したいのはDT240にアップスペーサーをかませてみたい。また違う感覚を学べるかもしれない。また今度の機会に・・。