[307] 練習本年度16回目の走り込み :2002-03-04 (Mon)
走りました。土曜日は最悪でしたが日曜日は花粉症も穏やかで全力で走ることができました。路面は先週よりはマシになっていて凸凹も多少減りアクセルを開けれる路面でした。今日も日課の足なしグリップ走行と通常グルーピングトレースと進入時バリバリ向き変え走行とこなし、何回かは6人ぐらいを前において全神経を集中させて6週で全員ごぼう抜きをして抜く練習をするという走り込みをしました。タイムトライアルも今回は行い2人に別々に測ってもらったところ12秒2が何回かでていて12秒4が平均的にでていたらしいです。前回のタイムトライ時は12秒4がベストだったので0.2は確実に縮んでいる。ライントレースが確実にできるようになった証拠ですね。一緒に走っている面々を見ると自分と同じようなタイムで走れている人は何人かいるものの、みんなラインを正確にトレースてきていないためかならず路面の悪いところへ進入したときにポロがでて膨らんでいく。それを確実に押さえ込みとトレースをしていたのはちこっと氏とA藤氏のみであった。やはり二人ともEクラス。安定してますね。先行されたら今のスピードとテクの武器では抜けないと感じたねぇ。MFTの進入の自由度を生かして何とかサイドバイサイドに持ち込みたい・・・が11秒8のアベレージが必須だね。仮に無理して横っ腹に突っ込んでも立ち上がりで絶対遅れる。そうならないためには余裕をもって進入できるアベレージがが・・・。
今度はハードウェアであるマシンの話。進入で故意にリア振りを押さえて以来、サスの挙動が暴れるようになった。特に水巻き後のグリップ路面で顕著にでる。理由は明確で進入時のアクセルオフによるリアタイヤのエンジンブレーキによる力と減速による車重の荷重がサスへ負荷となって現れている。今まではリアスライドをしていたのでサスに伝わる力をスライド方向のベクトルに逃がしていたことと、そのスライドによりタイヤの路面を噛む力が逃げていたためリアサスのバネレートとダンパーは十分に許容できる範囲であった。最初から検討はしていたサスの必要性が再度浮上した。もっと進入でリアブレーキを踏む事が出来れば進入のメリハリも増えてタイムは確実に0.1~0.2は縮む。もったない。本当に。
その現象はO本レーシングチーム監督も見抜かれていた。今までの経過を見ずに今回ちょっとMFTの挙動を見てくれただけなのにリアサスのセッティングの必要性を指摘された。自分の考えていることと同じ事を瞬時に見抜く能力。O本レーシングチーム監督はMC的に尊敬していますね。ライダーを走りとマシンでプロデュースする上で自分で走らずに見て感じてあそこまで的確な指示と方向性を出してくれる人は今まで出会ったことはない。①キャスターに対するライディングの方向性と②ハンドルポジションによるライディングスタイルの自由度の必要性と③ハード面から見た着座位置による機能性と④リアサスのセッティングと方向性など本当に的確に自分が必要としていて検討していたことをズバリ解き放つ。だがO本レーシングチーム監督にも将来、できれば一度弟子入りしてとことんマシンの方向性に関して詰めてみたいなぁと思った。今はまだライディングも確立していないし、自分も対等に議論できる理論の確立ができていないので時期尚早だけどね。
p.s.夜はみんなでステーキミヤで飯を食べて楽しい1日だった。O滝さんのアメリカレース見学話も楽しかった。来年は一回本場のショートトラックを見に行きたいなぁ。
↑↑D口さんはエンジンをオーバーホールに出していてフレームしかないため洗車に精をだしていました。スカスカフレームのFTRはなんかいい感じ。