2002年度GW練習メニュー


[359] 2002年度GW練習メニュー :2002-04-26 (Fri)



2002年度GW練習メニューを検討した。


0.5分連続測定タイムトライアル。


タイムトライアルに対して大切なのはコースがクリアになったところを攻める。いろいろなライン構成を掴むための状況判断。5分間の集中力と上記の構成力が必要となる。これを自然に組み立てられるように時計を見ながら判断する。


1.スタートと進入までのリズム練習


こないだギアシフトミスをした。体が覚えていないのか?またはマシンの操作系の設定ミスなのか?この原因を見つける。操作系はマシン整備でクラッチワイヤーとアクセルワイヤーの遊びと給油をしたのでミスをしたのか?それともペダルと足の絡みかたのバランスか?進入時のポジション移動によるものか?全ての操作について確信的な方法を身につける。


2.クラッチのミート位置のデータ取りをする。


整備をしていてクラッチの調整により変わってしまうことが分かった。整備しても再現ができるように、いろいろな位置で試してベストポイントに対する設定方法論を確立する。ジュニアはスタート勝負。スタートさえ先頭にでれはいけると思っている。


3.タイヤ交換の仕方を見る!(やるではない・・・。)


タイヤ交換めんどーだからやらない。別に出来ても速く走ることに関係ないからしない。D虎くんにしてもらうか、タイヤ屋さんでしてもらう。ただやってみようかなぁともちょっとだけ思っているので見てみる。今回のレース前はD虎君にしてもらう。タイヤ屋さんGW休みだし…。


4.D虎と模擬ヒート6周と10周版による実戦特訓。


これは基本練習ですね。ふたりとも同じタイムを持っているので絡みの練習ができる。抜きつ抜かれつの練習が二人を育てたと言えよう。他の選手はここまで技術力が同じ選手との模擬実践ができないので、うちらの糧ですね。今まで予選突破のために6週でおこなっていたが、10週バージョンも練習して決勝の実力を更に高める。レース展開での集中力の配分をマスターしたい。


5.タイヤの空気圧に対する考え方をもう一度初心に変えって体感する。 


最近はタイヤの空気圧に頼らずに、滑る路面から硬い路面までバイクを前に進めるていけるライディングをマスターしつつあった。しかしそのデメリットとして、走れるからといってタイヤ空気圧の設定をおろそかにする傾向が見られている。ってしているのは自分とD虎。ここでタイヤのセッティングを見なおすことによりタイム的に0.1~0.2程度のマージンへつなげたい。一日に3回は変更するという意識をもって走りこみたい。


6.サスペンションの慣れによるセッティング盲目を脱出。


リアのスイングアームの移動量を見たところアンチスクワット効果が負の領域、いわゆる沈み込みすぎているということが分かった。これは前にバイクを進める駆動力伝達の大きなロスである。そのためにリアサスのプリロード変更ではなく、レートを変更して抜き気味にして走ってみようと思う。それに伴うフロントのバランスも修正する。今回のマシンセッティングで0.1~0.2は立ちあがりが駆動力伝達の有効化により稼げる予定。


7.ビデオ撮影によるフォームのチェック。


進入時でグリップするときに頭を路面に平行にしてしまう癖がある。視線変更による車体の向き変えに大きくロスしている。また滑る路面での体位の位置などチェックをしたい。ビデオチェックでもう少し有効なライディングフォームへ改造したい。


以上により、タイムを0.7縮める。GWの目標は11.5だ。




↑↑茂木レースのパドック風景(2)。各自テントを持ちよりその中で整備をしています。雨からマシンや装備を守ることもできるし、炎天下の中で体力を温存することもできます。こんな感じのパドックがダートトラックシーンにはよく登場します。自分のテントもゲットしなくては。来月の茂木までに。